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コンサルもパブリッククラウドに精通すべき時期がやってきた

クラウドというサービスビジネスが日本でもスタートしてから既に10年以上の月日が経過し、エンタープライズ系のクライアントでもその多くがクラウド利用を検討するような時代が到来してきました。
しかし国内ではセキュリティ上の問題などからパブリッククラウドよりもプライベートクラウドを選択する事業者が多いのがこの国のクラウド利用の大きな特徴になってきたと言えます。
しかしここへ来て再度パブリッククラウドに注目が集まるようになってきているのです。
そのけん引役となっているのがIoTやAIの利用です。

IoT時代のストレージスケールアウト確保にはパブリッククラウドが必須

これまで自社のERPなど基幹システムとのシームレスな接続を安全な状況で実現するというだけの視点から考えますと確かにオンプレミスで展開するプライベートクラウドに安心感があったのは事実ですが、いよいよIoTを利用したエンタープライズビジネスが現実のものになろうとしている今、爆発的にデータの保有が拡大するIoTビジネスではもはやプライベートクラウドでは潤沢なスケーラビリティを確保することができず、どうしてもパブリッククラウドをうまく利用することが、事業採算性の面から見ても事業の安定的継続性の視点から見ても必要不可欠になろうとしているのです。
ビッグデータというのは一旦蓄積をはじめてしまいますと、移築することがきわめて難しくなりますし、日常的にデータアクセスが必要になれば利用を一時的にとめるということすら難しくなることが容易に想定されます。
こうしたことから今後のエンタープライズ系のクラウド利用はパブリッククラウドを中心に考えていくことが必要不可欠な状況になろうとしているのです。

またAI・人工知能の現実的な利用も広範に始まりつつあるため、ビックデータの仕分けにパブリッククラウドを利用するケースもではじめており、こちらもパブルッククラウドを活用する大きなきっかけになりつつあります。
これまではオンプレミスで動かしてきたCRMの一部をSaaSに移項するとか、IaaS上に手持ちのソフトを実装して利用するといったような部分最適と基幹システムとの連動性といったものが重視されてきたクラウドでしたが、これからは大量なデータ保有と効率的処理を行うために使うことが大きな役割となってきていることからパブリッククラウドへの需要が新たな時期にさしかかってきていることがわかります。
したがってビジネスコンサルとしてもこの領域に鳥瞰的な視点をもって企業 の事業戦略としても効率的な運用が出来るような利用をクライアントに提示できるような知見を保有し蓄積していくことが求められるようになってきているのです。

企業におけるクラウド利用のグランドデザイン力を提供できることが重要

こうなってきますといかに効率的、かつ短期間にパブリッククラウドを中心としたサービスを活用してサービスインを行うことができるかが事業戦略上も非常の大きなポイントとなってきますので、ビジネスコンサルの視点としても単なるオンプレミスITの置き換えとは異なる高次元でのクライアントへの提案力を発揮することが重要になってきます。パブリッククラウドをうまく使いこなすことが競合他社との競争環境での優位性を発揮する時代になっているともいえるわけです。
足もとでクライアントサイドから話を聞きますと、こうしたニーズに対応できる戦略的で実務的なコンサルタントというのはまだまだ少ないのが実情となっていますから、いち早くこの領域でしっかりと座を築くことができれば市場での大きなプレゼンスを発揮することができるようになるのではないでしょうか?
ビジネスコンサルにとっては改めて注目すべき領域がパブリッククラウド利用ということになるのです。

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