1. コンサル案件.COM
  2. コラム一覧
  3. テレワークでフリーランスコンサルの仕事が変化する可能性

テレワークでフリーランスコンサルの仕事が変化する可能性

国内では震災直後に関心は集まったものの、シンクライアントのPCの導入ぐらいしか進まずに劇的な働き方の変化というものはみられない状況ですが、米国の主要IT企業の中でもグーグルやアップルといった先進企業は自社の社員ではない人間を世界中から結集させてプロジェクトをネットワーク上で展開するいわゆる群集のほうのクラウドソーシングがかなり進化を遂げるようになっていて、これからはレベルの高い新商品開発やサービスの立ち上げにこうしたある意味で仮想的な人間の力を結集がさらに進む可能性がでてきています。
こうなるとビジネスコンサルもテレワークでサービスとデリバラブルを提供するという時代がやってきても決しておかしなことではありません。

クライアントのオンサイトで働かないというサービスの提供

ここで注目されるのがビジネスコンサルでもクライアントのオンサイトで働かないというサービスの提供です。
通常コンサルは労働提供時間を買ってもらいクライアントサイドにそのぶんを常駐してさらにデリバラブルを提供することがお約束ごとになっていますが、コンサルファームにとっては労働提供場所がいらないのでこの上ないものになりますが、クライアントにとってはもちろんヒアリングなどをしてもらうために常駐するのは重要ではあるものの、実際には会議の時間をとってクライアントの担当者との接触は限定的なものになることがほとんどですから、そばにいて働くということはそれほど重要なものではないとも言えます。
むしろインターネットのテレビ電話があれば書類のやりとりもダイレクトな話し合いもすべて実施可能となるわけですから、請求価格との見合いで別に常駐しなくてもいいと言い出すクライアントはかなり多くなるものと思われます。邦人企業は日本語がしゃべれるコンサルタントやSIerであることが非常に重視されますが、むしろインダストリーエキスパートであればUSやその他の国にいる人間がテレワークでコンサルティングをするということも現実のものとなる可能性があります。
特にフリーランスのコンサルであればなおさらグローバルのマーケットでオポチュニティを探すといって自在性の高い仕事の仕方を選択することも十分に考えられるといえます。

実は枠組みを取り払えるのはフリーランスが先かもしれない

コンサルでクライアントへのサービス提供の形を大きく変えられるのは実は大手のファームではなくフリーランスのコンサルが先になる可能性もでてきています。
国内では純然たるビジネスコンサルティングサービスの市場規模は米国に比べますとかなり小さいものになってきていますし、コンサルティングファームの売り上げは伸びても必ずしも戦略系の仕事が増えているわけではありません。しかし高いコンサル料を支払うことができない中堅以下の企業こそ実は戦略構築にコンサルの手を借りたいと思っているところは多いはずで、テレワークによるサービスの提供が一般的になれば、提供価格もこなれて実は市場の底辺が広がる可能性も十分にあるのです。
ERPの実装が年商5000億規模の大手から順に始まりましたが、今では100億以下の企業が当たり前のようにERPを使うようになっていますし、なによりクラウドの導入でインプリの必要のないサービスを享受することができるようになっています。それを思えばコンサルのサービスもテレワークを利用することでより簡便で単価設定の安い、利用しやすいサービスへと変化していくことは十分に考えられるといえます。このあたりはフリーランスコンサルの知恵の絞りどころとなる
時代がやってくるのではないでしょうか?むしろコンサル業界をフレキシブルな発想でリードしていけるのは小回りの聞くフリーランスビジネスコンサルになっていくのかも知れません。

Copyright© 2013 コンサル案件.COM All Rights Reserved.